皆勤賞だったイチゴが7月初めごろから、時々欠席するようになり、来てもあまり食べなかったりで、心配が続いてました。
そして2回続けて姿を見かけない。
いつもいる場所にいない。
どのコもそうだけど、行った日に会えないと次まで心配が続いてしまう。
3年前のニゴ(左)とイチゴ(右)捨てられてまもない頃
当時キジ白1号、2号と読んでいた名残で、いつのまにかイチゴとニゴになりました。
イチゴには蚊のアレルギーがあり、1年の半分は耳がカサブタで血だらけ。
血まみれの耳を後ろ足で掻きむしるせいか、耳カット以外にも耳が少し欠けています。
それでも蚊はその血を吸いにどんどんたかってきます。
朝から晩まで猛烈に痒い状態が続くのは見ていて本当に気の毒でした。
のみ薬もぬり薬もいろいろ試したけれど、効果は見られず。
先生からは蚊がいない環境に行くしか無いと究極のアドバイス(><)。
7月下旬。猛暑日。
この日も姿が見えなくて、帰り際いつもは目をやらないヤブの中を何気に見ると、イチゴ!
ところが顔つきがちょっとおかしい。しんどそうで口が開いてる。
目が落ち窪んで、口の周りも汚れている。
慌てて美味しい缶づめを出したけど、見向きもしない。
私をみて、にゃあ、、、にゃあ、、、か細い声で鳴くだけ。
これはただ事じゃない。
とっさに手持ちのバックを空にして腰を屈めてヤブへ突入。
しかし・・・蜘蛛の巣もいっぱいで(><)本当に嫌な場所。
近寄るとイチゴはさらに奥に逃げる。
すんでのところで届きそうで届かない。
体格の大きなイチゴ。しかも警戒心が強く、普段からあまり触れないコ。
そもそもこんな軽装備じゃ難しいと思い、この日は諦めた。
翌日も軽く35度超えの猛暑日。
午前中からペットシッターのfukuちゃんが一緒に捜してくれた。
いつもピンチになるとやって来るfukuちゃん、ありがとう!
昨日見かけたところを中心に何度も探したけれど、見つからず。
この炎天下じゃ、出て来ないのでは?ということで、
夜、にゃほKと再度捜索。
でも見つからず。
捜しながら、アレが最後のチャンスだったのかも・・・とか。
クロサビちゃんの後悔と重なり、つい最悪の事ばかり考えてしまう。
だって、こんなに捜してもいないのはどう考えてもおかしい。
そんな事を思いながら歩いてると、ニゴが後ろをついて来る。
ニゴは私に心を許してくれていて、イチゴと違って抱っこも出来る。
実はこの夏こそ、ニゴを保護したいとにゃほKとも話してた。
外猫たちはTNRして終わりじゃなくて、やっぱり里親さんにつなげたい。
どこかのノラ猫じゃなくて、誰かの飼い猫になって欲しい。
誰かの大切な家族になって欲しい。
ただいつもの事だけど、今回は長久手の飛び入り新人ナナオを保護してしまったため、
キャパも考えてまた先延ばしかな・・・なんて思っていた。
彼らに出会って3年。
いろいろ不安もあるし、大丈夫か分からないけど、
あれこれ理屈は置いといて。
ニゴまでこんな風にいなくなったら私は絶対後悔する。
これだけはハッキリしてる。
だったら連れて帰ろう。心配するのはもう嫌だ。
イチゴを保護する為に持って来たキャリー。
扉を開けたらニゴはするりと自分から入ってくれました。
7月25日、ニゴを保護。