猫おばさんのねがい(中川智保子・著)

おひさしぶりのにゃほKです。
まるさんと暮らし始めてからというもの、必然的に猫に関する本も良く読むようになりました。そんな中で、心に残った本をご紹介していこうと思います。
アフィリエイトによる収益はすべて猫の保護活動に充当いたしますので、もし気に入ったら、上にある表紙の画像をクリックしてご購入いただければ幸いです。

記念すべき1冊目は「猫のおばさんのねがい」。

十年間「猫おばさん」として野良猫に餌を与えてきた者の立場から見た「野良猫の世界」を書きました。

という書き出しで始まるこの本。

野良猫のボス「三本足の三吉(さんちゃん)」が「おばさん」とのコミュニケーションを通し、野良猫の生態や、ほのぼのとした エピソードも交えつつ、野良猫や猫おばさんのおかれる過酷な状況がさんちゃんの視点で語られていきます。

理不尽に捨てられる猫、交通事 故、猫さらい、毒殺、伝染病、死んでいく猫たちとの別れ、猫おばさんへのいじめ、etc。

そんな話題だけだったら、悲しいし腹が立つし、読書どころではありませんが、おばさんとさんちゃんの語らいや、猫好き同士の団結などの心あたたまるエピソードも、もちろんあります。

さて、著者の中川智保子さんは、何の肩書きももたない、韓流ドラマが好きな、ほんとうに普通の「おばさん」のようです。しかし、ただ餌を与えて不幸な猫を増やしてしまうような、困った猫おばさんではありません。中川さんのされている活動は「TNR活動」とか「地域猫活動」と呼ばれるそれです。10年以上にわたって、雨の日も嵐の日も、体が言うことをきかない日も、1日2回の猫おばさん活動を(時にご主人もサポートされながら)続けられてきたことは、まったく頭が下がります。

愛する野良猫についてもっと知ってほしいがため、普通のおばさんが本を書いてみよう、 と思われたのでしょう。猫の目線で語ってみる、とか、各章のタイトル─「バラの花の巻」「赤とんぼの巻」「お月さまの巻」─とか、一生懸命工夫をされたのでしょう。かわいくも、ウルッときてしまいます。

表紙の裏にあるのは、こんな言葉です。

本書を、全国にいる猫おばさんに捧げます。
猫おねえさん、猫好きの子供たちに託 します。
そして、かわいそうな猫が一匹でも減ることを願います。

良書ながらとても地味なので、まずはお伝えせねばと思い、最初にレビューしました。

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